高齢者を「枯らす」技術

長生きを素直に喜べない人へ

2015年6月20日土曜日

痰が詰まり、とどのつまり

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痰がつまると窒息して死ぬ。  病院の患者でいう痰は、道行くオヤジが「カーッ、ペッ」と道路に吐いているような、ネバネバした唾液ばかりとはかぎらない。呼吸器系にたまる液状の物体のことを広く「痰」と読んでいる。  唾液が気管や肺に落ちてたまったもの、心不全や腎不全による...
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2015年6月13日土曜日

痰を押し込むと早死に

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一般の方とかガチの医療職でない方を対象に想定しているので、ぼく の経験論ばかりのこのブログだが、たまにはアカデミックな論文も読んでみよう。  NEJM 372;23 June 4, 2015  http://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa1...
2015年5月31日日曜日

「先生!パターン青、使徒です!!」

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知らない人もいない新世紀エヴァンゲリオン。作中に出てくる人類に綾なす生物が「使徒」である。どこからともなく襲来し、総力あげた戦いとなるのは、病院における救急患者とも相似形である。 とりわけ、病院にやってくる高齢者に置き換えてみた。書きかけなので思いついたら加筆する。なお、 h...
2015年5月29日金曜日

海外の安楽死本

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Dr Philip NitschkeとDr Fiona Stewartが書いた、"Killing Me Softly"という本を斜め読みしてみた。 このNitschke医師は豪州の人。安楽死の専門家として、数々の死にたい患者さんの自殺幇助をしてきた経歴から、...

「尊厳死」の6パターン

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2015年5月28日に、日本病院会が -「尊厳死」-人のやすらかな自然の死についての考察― を発表した。 いつまで経っても国会が尊厳死法を制定できずにいることを苦々しく思ったようで、現場で困っている臨床医や患者さん、家族に対しての一助になればということらしい。ありがたいと思う...
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2015年5月19日火曜日

警察は病死が嫌い

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ぶっちゃけた話、警察は病気で死んだ死体には興味が無いようだ。 持病をたくさん抱えた老人が家で死んでいたとしよう。家族が見つけて110番というパターンだと、通報を受けた警察官は「それってホントに事件?」とだいたい口をとがらせる。 しぶしぶ警察が出張って聴きこみをし、「うちの爺ち...
2015年5月16日土曜日

われら「長寿の刑」執行人

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ある日の外来 「何回言わせるんですか。だから、うちの爺さんを死なせてやってほしいんですって!」 診察室で甲高い大声で吠える男性。眼光鋭く僕を見据えている。くたびれ果てている風貌からは、 還暦ぐらいの哀愁が漂うが、もっと若そうにも見える。 「こちらも何度も...
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